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2023.11.29

販促物管理とは?主な作業内容やよくある課題・解決策を紹介

販促物管理とは?主な作業内容やよくある課題・解決策を紹介

目次

販促物管理とは、企業が商品やサービスを宣伝・販売するために使用する「販促物」を効果的に管理し、適切に活用することです。販促物を消費者へ効果的に届け、ブランドイメージを向上させるためには、計画的なアプローチが欠かせません。

この記事では、販促物管理の基本的な作業内容から、よくある課題とその解決策などをまとめました。

【あわせて読みたい】
販促物を制作後、適切に管理できていないことで発生する課題と、それに対する解決策を解説します。
販促物の管理不足が招く問題と解決策の教科書


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社内で利用する販促物は、適切に管理ができていないと「販売機会の損失」や「コストのロス」につながります。より販促物の宣伝効果を上げるために、管理方法を見直し、最適化するコツをお伝えします。

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販促物管理とは

販促物管理とは、企業が販売促進のために使用する様々な販促物を効果的かつ効率的に管理するための業務のことです。主に物品の調達、在庫管理、配布計画の策定、効果測定などが含まれます(作業内容については後述します)。

また販促物とは、商品やサービスの販売促進を図るために使用される様々な物品や資料のことを意味します。主に企業やブランドの宣伝、広告、イベント、キャンペーンなどで利用され、顧客に商品やサービスに対する関心を引き起こすことを目的としています。

主な販促物の例として、以下のものが挙げられます。

  • チラシ・パンフレット
  • ポスター
  • サンプル品
  • 景品・プレゼント
  • デモンストレーション機器
  • キャンペーン用のPOP(店頭ポップ)
  • ノベルティ

など。

販促物管理の主な作業内容

販促物管理とは、主に以下のような業務を指します。

販促物の調達:販促物を発注する際に、デザイン、数量、納期、印刷会社の選定などを行う。

在庫管理:各種販促物の在庫状況を監視し、在庫の不足や過剰を防ぐこと。定期的な棚卸も含まれる。

配布計画の策定:販促物の効果的な配布先やタイミングを検討し、効果的なキャンペーンを計画する。

効果測定と分析:販促物がもたらした効果を評価し、将来のキャンペーンや戦略の改善点を見つける。

期限管理:期限切れの販促物を回収(パンフレットの年度切替、キャンペーン期間管理)・廃棄し、新たな販促物の導入を検討する。

コスト管理:予算内での効果的な販促物の導入や運用を考え、コストの最適化を図る。

販促物管理をする上でよくある課題

ここからは、販促物管理を行う上で発生しがちな課題について紹介します。
こちらの資料でも、販促物管理に関するお悩みとその原因を解説していますので、参考にしてください。

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カタログ・リーフレットなどの販促物の管理業務には、作成・発注・在庫保管・発送といった手順があります。しかし、これらの業務は関係部門が多様化することも多く、担当者様の業務が煩雑化しがちです。そんな状況を改善するために行うべきことを解説します。

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在庫の適切な管理ができない

販促物をリリースする前にどれくらいの数量が必要になるか予測することが難しく、予測が外れると在庫不足または過剰になりがちです。これにより、販促物がもたらした需要に対してスピーディに対応できない場合や、在庫が余ってしまう場合などがあります。

販促物の効果測定が難しい

販促物が自社サービス・商品の売上やブランド認知にどれだけ寄与しているかを正確に評価することが難しい場合があります。例えば、例年需要が高まりやすい期間にキャンペーンなどを行った場合、単に例年通りの需要増加だったのか、キャンペーンによる需要増加だったのかが分かりにくいなどのケースです。あるいは複数の販促物をリリースした場合、どの販促物・販促活動が最も効果的であるかが判断しにくい場合などもあります。

期限切れの販促物の管理

一般的に販促物には期限があり、期限が切れると使用できなくなる場合があります。しかし期限が近づいた販促物は在庫として残りがちで、保管し続けると無駄なコストが生じる場合も少なくありません。

コストが予算を超える場合がある

販促物の製作や配布にかかるコストが予算を超えることがあり、コスト効率が低下してしまうケースもあります。事前にしっかりコスト管理をする必要があるでしょう。

本部と支店のやり取りが煩雑化しやすい

例えば、本部が各支店の注文を集めて販促物の発注を行っている場合、支店によって連絡手段がメール・チャット・FAX・電話などのように異なると、やり取りが煩雑化してしまいます。複雑化したやり取りによりミスが発生すると、二重発注や納品までの時間がかかるなど、販促物の効率的な活用ができなくなる可能性も。

販促物管理の課題を解決する方法

ここまでに挙げた課題に対する、主な解決策を紹介します。参考までにご覧ください。

在庫の適切な管理に対する解決策

在庫を適切に管理する方法として、過去のデータを分析して需要を予測し、季節やキャンペーンの影響を考慮に入れた在庫管理計画を策定することが挙げられます。また、リアルタイムなデータ分析を活用して需要の変動に柔軟に対応することも重要です。受発注・在庫管理システムなどを導入して、リアルタイムな情報を取得することが求められるでしょう。

販促物の効果測定に対する解決策

事前に販促活動に関する具体的な目標やKPIを設定し、これらをもとに効果を評価します。特にオンライン販促ではウェブ解析ツールやコンバージョン率の監視が重要です。

期限切れの販促物に対する解決策

期限を管理するためのシステムを導入し、期限が近づく前に適切な手続きで廃棄または再利用できるように計画を練りましょう。

コストに対する解決策

販促物の制作やリリースするまでのプロセスを効率化し、デジタル化やオートメーションツールの導入などによってコストを削減します。また、供給業者との関係を強化し、競争入札や割引交渉を通じてコストを抑えるという方法も可能でしょう。

本部・支店のやり取りの煩雑化に対する解決策

本部と支店での連絡方法を統一し、やり取りが煩雑化しないように防ぎます。例えばメールなら全支店からメールで注文を受けるといった形です。また、連絡の頻度が多くなりそうな場合は、支店からの連絡日も統一し、一度のやり取りで可能な限り全ての情報を取得できるようにしましょう。


受発注システムの導入で、本部と支店間のやり取りの負担を大幅に改善した事例もあります。
直営店舗とFCの受発注管理&物流が円滑に。想定以上の業務効率化を体感


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J-netレンタリース株式会社では、全国に展開する直営店とフランチャイズ加盟店向け「販促物」の受発注業務に「TS-BASE 受発注」を導入。同時に、販促物の在庫保管と配送を「TS-BASE 物流」にアウトソーシングすることで、一連業務の大幅な効率化とシステム化への移行に成功した。これらの業務を担う、同社営業推進部 営業推進課 課長代理 石橋嘉行さまと、同課で実務にあたる合田浩美さまへ、ソリューション導入の経緯と変化の話を伺った。

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販促物管理の効率化には受発注システムの活用が効果的

販促物の管理には、オンライン上で在庫の状況確認や受発注状況を確認できる「受発注システム」の活用がおすすめです。本記事で挙げた課題解決の機能が受発注システムに備わっている場合があります。

特に在庫の不足・過剰を防いだり、本店・支店間の連絡を一元管理したりする上で、受発注システムは非常に効果的です。ミスを防ぎ、作業効率を上げることにつながるでしょう。


竹田印刷でも受発注システム「TS-BASE 受発注」を提供しています。TS-BASE 受発注システムは社内販促物の管理にもご活用いただけます。

例えばTS-BASE 受発注なら、注文サイトでの商品の出し分けができるので、部署ごとに必要なものだけ表示可能。また注文サイトで金額を非表示にし、金銭のやり取りが発生しない取引にも対応できます。そして倉庫管理システムがついているので、在庫の管理も自社で行える点も特徴です。

詳細は以下の資料にてご覧ください。

▼「TS-BASE 受発注」のご紹介


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BtoB向け受発注システム「TS-BASE 受発注」について詳しくご紹介します。このサービスは、「取引先別単価設定」など、主にBtoBの事業領域で行われる受発注業務に最適な機能を揃えた受発注システム・WMSです。

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