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2023.09.26

物流業務でバッチは必要なのか?種類とメリット・デメリットを解説

物流業務でバッチは必要なのか?種類とメリット・デメリットを解説

目次

物流バッチとは何だろう、なぜ必要なのだろう、と思う方も少なくないのではないでしょうか。物流バッチとは、物流業務で必要な、細々な処理をまとめて一括で実行する処理のことです。活用することで、作業効率化やコスト削減を期待できます。

この記事では、物流バッチについて主な種類とメリット・デメリットを紹介します。物流業務でバッチ処理を活用したい、という方はぜひご覧ください。

物流バッチとは

まずは、物流バッチについて説明します。

物流バッチとは、物流業務に関するデータを一定時間蓄積し、一括で処理することです。例えば、出荷作業情報などの情報をまとめてWMS (倉庫管理システム)に送信することなどが挙げられます。データがタイムリーに WMS に反映され、最新の情報を元に効率的な作業を進めることが可能です。


物流バッチで重要なのが「バッチ処理」です。バッチ処理とは、一定量のデータを集めてから一度に処理する方法で、システム処理を効率化します。
物流でバッチ処理を採用することで、迅速な業務遂行を行えるようになり、顧客へ提供するサービスの向上、ビジネス拡大も期待できます。

物流業務に適したバッチの種類

物流バッチにはさまざまな種類があります。ここでは、主な種類とその特徴について紹介します。

  • トータルピッキング
    トータルピッキングとは、一定の期間や数・時間・アイテム別・出荷先別などの単位で、大量の商品を一括でピックアップすることです。作業の効率を向上でき、バッチピッキングとも呼ばれます。
  • バッチ切り
    在庫を一定の単位でピックアップして仕分ける方法です。スペースの節約ができ作業効率も向上します。
  • 出荷バッチ
    出荷データを一定の単位や時間で一括送信する方法です。例えば8時までの受注データをまとめて、9時にWMS(倉庫管理システム)に一括送信するなどがあります。
  • バッチ式輸送
    業務用複合機のトナーやセメントなど、一般的な運搬方法で取り扱うのことが困難なアイテムを対象に、特定の商品や素材の特性に応じて、最適化された運搬車を使用して輸送を行う方法です。

物流業務でバッチ処理をするメリット

物流業務でバッチ処理を採用すれば、企業に様々なメリットをもたらします。ここでは、3つのメリットを紹介していきます。

作業効率化

1つ目のメリットは、作業効率化です。

物流業界は日々、大量のデータや商品を扱います。多数のオーダーや出荷情報を一つひとつ都度対応するオンライン処理は、毎回システムとのやり取りやデータの確認が必要となります。その都度時間ロスが発生し、作業効率もよくなく担当者の負担も大きくなるのが課題でした。


そこでバッチ処理を活用することで、一定の時間・量を基準にして、まとめて処理することが可能です。都度のオンライン処理に比べて時間が短縮でき、業務のスピードアップやコスト削減にも繋がります。

エラーの減少

2つ目のメリットは、作業効率化です。

物流業務では基本的に、人による手動のデータ入力や業務処理が中心であり、長時間の作業や複雑なタスクが伴い、人的ミスが発生しやすいのが課題です。バッチ処理を採用することで、データの一括処理を自動化でき、人的ミスのリスクが大幅に低減します。


物流業務では、一つのミスが取引先や顧客への大きなトラブルを引き起こす可能性があります。バッチ処理は、エラーを削減し業務の信頼性を高める効果的な方法といえるでしょう。

コスト削減

3つ目のメリットは、コスト削減です。

物流業務は従来、人による手作業や手間を伴う作業が多いため、高い人件費が必要でした。バッチ処理を採用することで、一度に多くのデータや業務を処理することが可能です。人の手による作業時間が大幅に減少し、人件費の削減が期待できるのです。


物流バッチを採用すれば、物流業務の人件費を削減でき、人的リソースを他の重要な戦略などに最適配置し、更なる業績の向上を目指せるでしょう。

物流業務のバッチ処理で起こり得るデメリット

物流バッチ処理を採用するときには、メリットだけでなくデメリットも理解することが大切です。ここでは、3つのデメリットを紹介します。

処理取消に時間がかかる

1つ目のデメリットは、処理取消に時間がかかることです。

例えば、100 件処理実行中に 1 件のみ処理を取り消したい場合、すぐにその操作を行うことができません。100 件全ての処理が終わるまで待たなければならないことが多いです。


一度実行されたバッチ処理を中断や取消したあとに、対象処理を再実行するためには、また 100 件分処理を実施することもあります。その場合、膨大な時間を要するため、物流業務でバッチ処理を採用するときには注意が必要です。

バッチ処理に合わせた仕組みが必要

2つ目のデメリットは、バッチ処理に合わせた仕組みが必要なことです。

バッチ処理の導入を効果的にするためには、従来の物流のフローや倉庫のレイアウトなど、既存の仕組みに大きな変更や改善が求められることがあります。例えば商品のピッキング順序や保管場所の変更、新しい機材やソフトウェアの導入が必要かもしれません。


場合によっては、初期投資のコストや時間、従業員の研修など、多くのリソースが要求されるでしょう。バッチ処理を導入する際は、コストと効果を比較し、計画的な導入が求められます。

システムダウンの対処が必要

3つ目のデメリットは、システムダウンの対処が必要なことです。

バッチ処理は多くのデータを一度に処理するため、オンライン処理に比べてシステム負荷が増大します。特に大量のデータを一度に処理するピーク時には、システムに負荷が増え、障害も生じやすくなります。


システムダウンが発生すると、物流業務全体の遅延や顧客への納期遅れなど、業務への影響も図り知れません。バッチ処理を導入する企業は、システムの安定性や冗長性を確保するなど、事前対応の徹底が重要です。

物流でバッチ処理をお考えなら TS-BASE 物流もおすすめ

物流業務でバッチ処理を採用すれば、従来の担当者の作業効率化はもちろん、エラー減少やコスト削減もでき、企業にメリットをもたらします。
しかしメリットだけでなく、デメリットも存在します。一度に大量の処理を実施するため、一部の処理を取消したいときにも時間がかかる可能性もありますし、バッチ処理に合わせた仕組みづくりも必要になるでしょう。さらには、システムに負荷がかかってもダウンしないように、システムを強化する必要があります。


物流業務を効率化するためにバッチ処理を考えているなら、物流業務のアウトソーシングサービスであるTS-BASE 物流もおすすめです。

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