TS-BASE 物流

2023.08.30

物流業でITが求められる背景・メリット・成功ポイントを詳しく紹介

物流業でITが求められる背景・メリット・成功ポイントを詳しく紹介

目次

物流業界は、小口配送の需要の増加や人材不足などの課題を抱えているため、IT を活用した対策が必要です。ITを戦略的に活用することで人材不足の解消と業務効率化はもちろん、新たな配送方法も実現でき、業績もアップするでしょう。

この記事では、物流業界で IT が求められる背景と活用するメリットを紹介するとともに、成功ポイントについても触れていきます。

物流業でIT活用が必要な背景

まずは、物流業界でIT活用が必要となる背景について説明します。

人手不足

物流業界では人手不足が深刻な問題なため、IT活用が必須といえます。
労働時間が長く激務になりやすいことと、賃金の低下などの労働環境の厳しさが人材不足の主な原因です。業務を拡大しようとしても、新しい労働者の確保が難しいことも少なくないでしょう。

最新のITを活用することで、業務プロセスの効率化や自動化を図り、人手不足を解消したいと考える企業が増えています。物流業における IT の導入は、これからますます拡大していくでしょう。

小口配送の需要増

小口配送の需要増も、IT活用が必要な背景の一つです。物流業界では、通販の拡大などにより小口配送の需要が増加しています。これに対応するためには、効率的な物流システムの導入など、ITの導入が不可欠です。

最新のITを用いることで、注文情報の一元管理や最適な配送ルートの自動計算など、従来の人手に頼る方法では対応が困難だった課題を解決できるでしょう。人手不足の影響を最小限に抑え、小口配送の効率化と迅速化が実現可能です。

2024年問題対応

物流業界では、2024年問題対応も深刻な問題で、IT活用への注目が高まっています。


2024年問題とは、2024年4月に、働き方改革関連法が自動車運転業務に対して適用される結果起こり得る問題のことです。自動車運転業務につく労働者の時間外労働時間が、上限年960時間に規制され、上限を超えると罰則が与えられるようになるのです。物流業界でこの規制が適用されると、従来の業務量への対応が難しくなるでしょう。

そのため IT を活用して、効率的な運転ルートの計画や配送スケジュールの最適化、また新しい配送方法などに取り組む必要があります。物流業界がIT を活用することで、業界全体の労働環境の改善やサービス品質の向上も期待できます。

物流業でIT活用が企業にもたらすメリット

物流業界でITを戦略的に活用することで、企業にさまざまなメリットをもたらします。ここでは、主なメリットを紹介していきます。

人員配置の見直しが可能

1つ目のメリットは、人員配置の見直しが可能なことです。

ITを用いることで、業務状況のリアルタイムな把握と分析が可能となります。たとえば、それぞれの業務に必要な人員数、適切な人員配置が分かり、データに基づいた最適化が可能です。この結果、人材の適切な配置と運用が可能となり、業務の効率化につながります。


ITを活用して人員配置を見直せば、物流業界の人材不足問題の解消を図りつつ、企業全体の業績向上へとつなげることも可能でしょう。

品質安定

2つ目のメリットは、品質安定です。

たとえば、これまで人が実施していた商品の検品や棚卸作業を機械やロボットで実施すれば、人が実施する場合に比べ、対応スピードも上がり、一定の品質を維持することが可能です。


人が直接作業すると、スキルの差やそのときの体調などで、作業品質にバラツキが生じる可能性が高くなります。また、1日に作業できる時間にも限りがあります。機械やAIロボットを導入することで、検品・棚卸などの作業を24時間連続して実施し、品質の安定化を図ります。

品質安定化を図ることができれば、ミス削減はもちろん業務効率も向上するため、迅速な対応が可能となるでしょう。対応スピードがアップし、顧客満足度の向上にもつながります。また、人的リソースを効率的に活用でき、人手不足の問題を解決できる可能性も高まります。

コスト削減

3つ目のメリットは、コスト削減です。
特に人件費、業務で見えていない余計なコストが対象として挙げられます。

機械やAIロボットなどで自動化を図れば、人の担当業務を減らすことができるでしょう。これにより、人件費の大幅な削減が可能となり、企業の経費負担を軽減します。


また、ITを活用することで、リアルタイムなデータ分析も行えます。運用の非効率な部分や無駄なコストを発見し、適切に改善できるでしょう。例えば、最適な配送ルートの自動計算などで、ガソリン費などの運送コストの削減が可能です。

ITを適切に活用することで効率的な業務遂行が可能となり、物流業界の成長を手助けしてくれます。

需要に応じた人員配置や稼働計画

4つ目のメリットは、需要に応じて人員配置や稼働計画を立てられることです。

ITを導入してデータ分析すれば、市場の動向・過去の注文データ・季節の変動などの複雑な要素を総合的に考慮し、精度の高い需要予測が可能です。
需要予測を元に人員の最適な配置や在庫管理の最適化を図り、稼働計画を立てることで、需要と供給のバランスを保てます。

物流業のIT活用例

物流業界のIT活用例を詳しく知ることで、自社への適用イメージも湧きやすくなります。ここでは、主な活用例を2点紹介します。

ドローンによる配送

まずは、ドローンによる配送です。
物流業のIT活用例では、ドローンによる配送が増えており、物流困難者の支援、緊急時のインフラ構築などに役立っています。

ドローン配送は、従来の運送手段にはないスピーディで柔軟な配送が可能です。人手不足の解消や、交通渋滞を避けた配送の実現など、多岐にわたる利用が展開できるでしょう。


たとえば、過疎地域や山岳地帯など、通常の配送が困難な地域に対しても、ドローンは無人での配送を実現し、地域間格差を解消でき、物流サービスの均等化を図ることが可能です。災害時などで通常の交通インフラが寸断された場合でも、ドローンで空中配送すれば、物資を迅速に被災者に届けられます。

ドローンによる配送は物流業界に革新的な変化をもたらしており、多様なニーズに応える新しい物流手段として期待されています。
参照:「経済産業省「ドローン物流サービスの実例と今後の展望」

「賞味期限別」の在庫管理の最適化

ITを活用した賞味期限別の在庫管理の事例もあります。

食品には「賞味期限」が設定されており、在庫管理時にも意識することが大切です。A社では、「出荷日から表記賞味期限日までの期間が100日以上ある在庫品」を出荷対象商品としています。
100日を切っている商品を区別するために、「商品入庫・保管のルール」とITを活用して、TS-BASE 物流の管理体制を徹底しています。


TS-BASE 物流では、同社の商品が入荷したときにまず、「商品1個単位の賞味期限表記」の確認をします。商品の入荷順と賞味期限が一致しないケースが稀にあるため、必ず商品の「賞味期限単位」で、入庫・在庫管理が行えるようルールを設定し、運用を徹底しているのです。


賞味期限単位の管理には「TS-BASE 受発注」を活用しています。TS-BASE 受発注とは、受注から在庫管理までを包括的に管理するシステムで、「使用期限」という機能があります。賞味期限という条件を紐付けて登録することで、条件ごとの在庫管理が可能になるのです。


TS-BASE 物流では、注文内に同商品が複数個ある場合、賞味期限をそろえて出荷することはもちろん、顧客の要望に応じて在庫品の中から賞味期限が最長の商品を選んで出荷するといった柔軟な対応も可能ですITと人力を活用した業務フロー、徹底した管理体制により、実現している事例です。

参考事例:「賞味期限別」在庫管理の最適化に欠かせない「テクノロジー×人力」


「賞味期限別」在庫管理の最適化に欠かせない「テクノロジー×人力」|TS-BASE

特定年齢層向け食品の提供を行う「雪印ビーンスターク株式会社」の通販物流業務は、「TS-BASE 物流」が行っている。同社の公式通販サイトは、「EC・物流のあらゆる問題をワンストップで解決するサービス『TS-BASE(ティーエス・ベース)』」のソリューションを組合せて運営されている。取扱商品数が多い同社通販サイトの物流は、どのように行われているのか。「TS-BASE 物流」にフォーカスを当てて、特長をご紹介する。

ts-base.net

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物流業でIT活用をお考えならTS-BASE 物流がおすすめ

物流業界では、人材不足の問題が深刻化しています。小口配送需要も増加しているため、対応していくためには、ITの活用が必須と言えるでしょう。
本記事では、2つの事例、「ドローンを使用した配送」と、「賞味期限別の在庫管理の最適化」を紹介しました。他にも色々な活用の仕方があるでしょう。


TS-BASE 物流では、受発注から納品まで物流業務を一元サポート可能です。注文システムや管理システムなど、用途に合わせたシステムをはじめ、在庫保管、荷役、流通加工、梱包、輸配送、コールセンター業務の対応もできます。物流業で IT を活用したいと考えている方は、ぜひ一度お問い合わせください。

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